今日は信楽に出かけました。
信楽駅の近くに母親の知人が作り手で頑張っているお店があります。
私はそこの娘さん(私の1コ下)の繊細な絵付けに心奪われて
思わずケーキ皿をオーダーして帰ってきました。
私に似合わず乙女な花柄なんですが、
ケーキ用だから、日常ではなくハレの日のもの。
よそ行きの張り切ったワンピースぐらいのでちょうどいい塩梅です。
「この図柄で直径30センチで台座があって。切りやすいようにフラットな形で、納期は急ぎません」
なんてことを言って、大人な買い物をしてしまいました。
はぁ、届くのが待ち遠しい。
ぜったい大事にするのです。
最近、良い服を買うよりも
何度見ても飽きない、気に入った食器を揃えたいって思います。
食に対していよいよ貪欲になった証拠です。
でも食べるって一番大事なことだから、ね。
*
さて、そこの奥さんと私の両親を交えて
かれこれ1時間以上話し込んでしまったわけですが、
話題は 「商売って難しい」 という事について。
信楽焼きは全盛期のおよそ2割の売り上げだそうで
どんどん厳しい状況に追い込まれているようです。
娘さんの絵付けは世界観があって
作家さんとして十分にやっていけそうな気もするのですが、
作家としていろんな土地で個展や催事に出展するには労力の負担が大きすぎる。
なにしろ作るだけでなく、マネジメントの能力も問われる。
そんなことをしていたら、モノづくりが疎かになりそう。
そもそもメディアに出ているような作家さんも地道な活動をねばってやっとのこと。
売れてほしいけれど、流行でひととき売れるようなことはしたくない。
本当に欲しい人の手に渡ってほしい。
いろんな想いが交錯。
今のところ、自分の店で大人しくコツコツやるのが一番いい。
という考えで落ち着いているようです。
それにしても、せっかくステキな作品、WEBで検索しても全然出てこない。
お店も、隣の作業場で制作しながらの営業なので、ちょっと入りづらい。
なんだか歯がゆい。
私にできることは
ただただ温かくその家族を見守り、
届く器を日々大切に使っていく。
今日のところ、そんな考えで落ち着きました。
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