お釈迦さまの4月8日のお誕生日をお祝いする 「花まつり」。
日本は仏教徒が多いのに、クリスマスよりマイナーなのは少し残念ですね。
(クリスマスに対抗?してメリーシャカライブというイベントもありますが)
ちょっと早めですが
昨日はお寺で 「子ども花まつり」 が行われました。
今年は地域のお寺の中から会場として選ばれ、
本堂に春休み中のちびっ子が50名ほど集まりました。人がいっぱいで嬉しいのか、本堂をぐるぐる走り回る子がいたり、
お数珠をブンブン振り回す子がいたり・・・
それはそれは、賑やかでした。
みんなで、 正信偈(しょうしんげ) を唱え
お釈迦さまに甘茶を順番に掛け、自分たちも甘茶を飲み、
そのあと腹話術と人形劇(となりのたぬき) を見ました。で、最後に子どもたちはお菓子のお土産付き!
このお菓子が、これまた豪華で大きな袋いっぱいの駄菓子。
これは子供たちも腹の内で 「しめしめ」 と思ったことでしょう。
わたしは生まれて初めて甘茶を飲んだのですが、その味にビックリでした。
これまで甘酒の類だと勝手に思っていたのですが(スミマセン・・・)
見た目は麦茶より少し薄い色で、味がかなり甘い!!
今までに味わったことのない味です。甘茶はお釈迦さまが生まれたときに甘い雨が降ったことにちなんで。
庭の椿で綺麗に彩られた花御堂は、お釈迦さまがお生まれになった
ルンビニーの花園をなぞってのこと。
どれもちゃんと意味があるんですね。
お釈迦さまのお像は
右手を上に掲げ、左手は下を指しています。
天の上にも下にも我のみぞ尊い。
「誰一人として同じ命はない、尊い存在だ」 というポージングのようです。
さて、来年の花まつりも今から楽しみです。
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